皆様、ウナギ屋さんの中をのぞくと、うちわでうなぎを扇いでる板前さんを見たことがありませんか?
うちわで、うなぎを扇ぐ理由があるのをご存じでしょうか?

目次
・うちわで、うなぎを扇ぐ理由

うちわで扇いで皆様を誘惑している訳ではありません。(笑)
理由は…
- 火を散らしてうなぎ全体を均一に焼くため。
- 扇ぐのは邪魔なススや煙がウナギにかからないようにするため。
- うちわで扇がないと炎とススで真っ黒になってしまい味が損なわれる。
- うちわで扇がないと香りも損なわれる。
この4点です!
・火を散らしてうなぎ全体を均一に焼くため。
うなぎはじっくりと火を通して上げないといけない魚だということもご存じですか?
うなぎには血に少しの毒がある!
そして、臭みがあるので火をとにかく均一に火を通すことが重要となります。
・扇ぐのは邪魔なススや煙がウナギにかからないようにするため。
味や香りの邪魔になるススや煙がかからないようにしている。
そのため、うちわで吹き飛ばしている!
・うちわで扇がないと炎とススで真っ黒になってしまい味が損なわれる。
うなぎは脂が多く、溶けた脂で炎とススにより真っ黒となる。
そのため、落ちそうになった脂をうちわで吹き飛ばす!
・うちわで扇がないと香りも損なわれる。
脂は熱によって悪臭のある成分や有毒ガスに分解される。
そのため、熱をうちわで吹きとばす!
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以上、うなぎをうちわで扇いで焼くわけでした!